福井県勝山市に建てられた福井県立恐竜博物館には世界各国の貴重な恐竜化石がある。関谷透さんに案内してもらう。博物館に入ると、巨大なティラノサウルスのロボがいる。ティラノサウルスは目が前向きで獲物を立体的に見て正確な距離をとらえることができる。歯がむき出しだと乾いて割れやすいことから、リニューアルして歯は口の中に収まるようになった。恐竜の前進骨格展示は50体もある。全長約22mのブラキオサウルスは大きさを実感できる展示がされている。アロサウルスなどは本物の化石を使用している。バラバラで発掘された化石を並べ、隙間をレプリカでつなぐまばら模様になっている。カマラサウルスの一種は9割以上が本物の化石。フクイラプトルは福井で発見され、日本で最初に学名がついた恐竜。日本で発見された新種の恐竜11種のうち6種が福井で発見されている。なぜ福井で恐竜の化石が多く見つかるのか?