中国の動画投稿サイトでは節約術の紹介動画が人気である。ターゲットは若者たち。工夫しながら消費の水準を落とす「消費降級」の背景には不動産市場低迷の長期化に伴う景気の先行きへの不安感。2月都市部の16~24歳の失業者は15.3%。若者の間では中古品のお店が人気で、元値の2~3割で販売されている。1か月あたりの売り上げは甲斐店から1年足らずで約2倍になった。インターネット上でも中古品売買が活発で、中古品売買アプリの利用者数は前年比20%以上増えた。一方、全国人民代表大会では消費刺激策として家電製品・自動車など買い替えを促す対策を強調している。