中国に訪問中のロシアのプーチン大統領と習近平国家主席はきのう北京で首脳会談を行い、ウクライナ情勢などで意見を交わした。習主席は「プーチン大統領の指導の下、必ずやより大きな国家発展を遂げるだろう」と述べ、プーチン大統領は「両国の協力は国際社会を安定させるための主な要因の1つとして機能している」と述べた。共同会見でウクライナ情勢について習主席は「政治的な解決が正しい方向性であるということで一致した」と明らかにした。共同声明の中で福島第一原発からの処理水放出について「重大な懸念を表明し日本に対し安全かつ責任を持って処理し厳格な国際的監視を受け入れるよう求める」とした。