中国できのう、全人代(全国人民代表大会)が開幕した。李強首相は成長率目標を1990年代以降で最も低い水準となる4.5%~5%に据えた。GDPに対する財政赤字の比率を去年と同水準の「4%前後」に据え、積極財政によって景気を下支えする姿勢を示した。超長期の特別国債は1兆3000億元(約29兆6000億円)発行し、自動車などの買い替え促進策などに充てる。地方政府がインフラ投資などにあてる債権も去年の発行額4兆4000億元(100兆あまり)と同じ水準で、“隠れ債務”の置き換えなどを進める。金融政策は「適度に緩和的な」政策を続ける方針。消費者物価指数の目標は2%前後とした。ハイテク分野でアメリカなどに依存しない「自立自強」のサプライチェーンの構築を目指すことを表明。2030年までの新たな5カ年計画の草案でも挙国体制のもとで「科学技術の自立自強の水準を大幅に高める」とした。
