全国に6つの工場を持つ国立印刷局では2022年度から新紙幣の印刷を行っていて、今年度までにあわせておよそ75億枚を印刷する計画。新紙幣の導入に向けて鉄道各社でも動き。1日に160万人以上が利用する東急渋谷駅では新紙幣の導入に向けて、券売機のリニューアルを進めていた。東急電鉄には、500台以上の券売機や清算機があって、その99%以上が改修が完了している。ラーメン店店長を今、悩ませているのが、新紙幣に対応する券売機。需要が高まり、今メーカーに発注しても7月には間に合わないという。今から新しい券売機を発注した場合、納品は10月以降になる。そこで注目されているのが、中古の券売機。券売機を取り扱う専門店では紙幣を読み取る部品を交換することで、新紙幣に対応する。