墨田区にある都営住宅の集会所で、毎月2回行われる「ほんわカフェ」。お年寄りの孤立を防ぎ、福祉と繋がる場をつくろうと医療や介護に携わる人たちがボランティアで企画。この日は医学療法士による体操教室が行われていた。参加者は、都営住宅の入居者だけではない。都営住宅の集会場を地域に開く東京都の取り組み「東京みんなでサロン」事業。これまでに102箇所で実施された。担当者によると、地域のコミュニティの活性のために誰もが集えるような居場所を作っていくことが事業の目的。かなり数が急増しており、今後も認知度向上に務めていきたいという。他にも、自治会への参加を条件に安い家賃で都営住宅に住める東京都の事業がある。管理人がいない都営住宅は、住民の高齢化によって電球の交換や共有部分の清掃などの自治会活動に支障が出るケースが増えている。東京都は大学と協定を結び、学生に入居してもらうことで地域の支えあいにつなげている。令和4年から始まったこの取り組みは、今では18の大学から76名が利用。
