皇后さまはきょう、61歳の誕生日を迎えられた。皇后さまは天皇陛下と共ににこやかに手を振りながら上皇ご夫妻のお住まい赤坂御用地・仙洞御所へと入られた。秋篠宮ご夫妻や愛子さま、佳子さまなどの皇族方からお祝いの挨拶を受けられた。今年は国民の中に入り、ふれあいを大切にされた1年となった。誕生日に際して寄せた文書による感想で、皇后さまはまず元日に発生した能登半島地震に触れられた。両陛下は今年3月と4月、2か月連続で被災地・能登をご訪問。腰を落とし、被災した1人1人と会話をされる姿が見られた。悲しみを受け止め、近くに寄り添い、時には喜びも共に分かち合われた。パリオリンピック、パラリンピックの選手団やメジャーリーグ・大谷翔平の活躍も目立った今年。両陛下主催で行われた秋の園遊会では若い人たちとの交流を楽しまれた。今年6月、両陛下の思い出の地・英国を訪問された。お二人はかつてオックスフォードへ留学されていた。天皇陛下が1991年に授与された「名誉法学博士号」を今回の訪問で皇后さまもオックスフォード大学から贈られた。さらに、ここでも日本人の留学生とお二人で優しく交流される姿が見られた。
国民に寄り添い続ける両親の背中を見て育たれた長女・愛子さま。社会人としてスタートを切り、日々成長していく我が子への思いをつづられた。初めてのお一人での地方公務では腰を落として1人1人と会話をされる両親の姿勢がしっかりと受け継がれている。医師団によると、皇后さまは大きい行事のあとにはお疲れが残ることなどもあり、御快復の途上にあるという。治療を継続しながら国民の幸せを願われている。
国民に寄り添い続ける両親の背中を見て育たれた長女・愛子さま。社会人としてスタートを切り、日々成長していく我が子への思いをつづられた。初めてのお一人での地方公務では腰を落として1人1人と会話をされる両親の姿勢がしっかりと受け継がれている。医師団によると、皇后さまは大きい行事のあとにはお疲れが残ることなどもあり、御快復の途上にあるという。治療を継続しながら国民の幸せを願われている。