東アジアサミットが開かれ岸田首相や李強首相などが出席をした。冒頭ジョコ大統領は「サミットを対立が激化する場所にするのではなく連携や協力を強化する場所にしてもらいたい」などと話した。しかし実際には大国がみずからの主張を繰り広げ対立が改めて浮き彫りになる形となった。ロシア外務省はラブロフ外相はNATOがこの地域に浸透していることで東アジアで軍事化のリスクが生じているとしてこのことに注意を払ったと発表した。そして核を含む戦略的な兵器の配備を想定したAUKUSを推進しているとして安全保障の枠組みに言及しアメリカを牽制した。サミットでは北朝鮮による核・ミサイル開発やウクライナ情勢などについて話し合われたが具体的な進展はなかったものとみられる。
URL: http://www.nato.int/