NATO北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長はロシアが核戦力をちらつかせて威嚇を続ける中、NATOはヨーロッパで核兵器を搭載できる戦闘機の更新を進めるなど核抑止力の近代化に取り組んでいると強調した。ストルテンベルグ事務総長は米国で開催される首脳会議を前にワシントンを訪れている。NATOは先週、ベルギーで開いた国防相会議で核政策を巡る協議を行った。一方、英国の新聞テレグラフがNATOの加盟国が核兵器の配備数を増やすことについて協議していると伝えたことについて、兵器の数を増やすという計画はないと述べた。
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