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「NATO」 のテレビ露出情報

ゼレンスキー大統領がサウジアラビアを訪問。キーウ・インディペンデントは米国・ウクライナの当局者の会談では和平協定の枠組みについて話し合う予定だと報じている。ゼレンスキー大統領は高官協議に先立ち、10日にサウジアラビアを訪問し、ムハンマド皇太子と会談。フィナンシャル・タイムズは11日に開かれる高官協議でウクライナ側がロシアへの長距離攻撃と黒海での部分的な停戦を米国に提案する方針だと報じている。米・ウィトコフ中東担当特使は「停戦への大幅な進展の期待を持って協議に臨む。(ゼレンスキー氏の再訪米に)極めて前向きな兆候だ」と話している。ブルームバーグによると、ロシア・プーチン大統領は条件付きで一時停戦に向けた協議を始める意向を示している。先月行われた米国との非公式の協議で、ロシア当局者が「最終的な和平合意に向けて進展がある場合、短期的な停戦を検討」すると伝達。CNNは10日に米国・ロシアの当局者も今週サウジアラビアで会談予定と報道(ロシア側は否定)。ロシア直接投資基金・キリル・ドミトリエフ総裁は米国の大学で学び米金融大手で経験を積んだ「米国通」。サウジアラビアを含む中東諸国では直接投資基金を通じ人脈を拡大。さらにサウジアラビアとは原油価格の交渉なども行ってきた。サウジアラビアで行われる可能性がある米露首脳会談の準備にも関与か。笹川平和財団上席研究員・畔蒜氏は「米国は欧州への過度な資源の投入を止めたいという意思を明確にしている。最大の焦点がウクライナ侵攻。ロシアは基本的に停戦を急いでいない。ロシア側を停戦の交渉の場につけるためには、それなりの譲歩を米国側もせざるを得ないという中で、ウクライナの立場がある意味で犠牲になっている」と解説。
NYタイムズによると、2022年以降スイス・ジュネーブで、停戦の専門家が定期的に会合を行っている。先週、停戦後の監視方法を検証した論文を発表。ウクライナ・ロシアが停戦した場合、停戦ラインは約1200キロ以上、緩衝地帯は幅10〜15キロ。監視には約5000人の民間人と警察官、最大1万人の外国軍部隊が必要。米・シンクタンク「ランド研究所」・チャラプ氏は「これは前例のない困難になるだろう。ウクライナとロシア占領地の境界線は韓国と北朝鮮の軍事境界線の約5倍に及ぶ」と指摘。米・トランプ大統領は「ウクライナの安全保障はヨーロッパが保証すべき」と主張。英・スターマー首相は欧州の「有志連合」が停戦を維持する構想を発表。停戦後の安全保障に関し、ロシア・プーチン大統領は「ロシアにとって長期的な安全を確保しなければならない」と話し、ラブロフ外相も「(欧州の部隊の派遣は)NATOの潜在的な駐留だと見なす」と話した。一方で中国など中立国の派遣には反対しない考え。ウォール・ストリート・ジャーナルは中国の当局者らはトランプ政権に米露首脳会談の開催と停戦後の平和維持活動への支援を提案していると報じた。笹川平和財団上席研究員・畔蒜氏は「トランプ政権は『米国が積極的に関与する意思はない』と、繰り返し述べている。しかし衛星の情報など米国でしかカバーできないサポートがある。それをどれだけ担保できるのかということが1つ。もう1つは、ロシアからしてもNATOに加盟する欧州の国が駐留することは、ウクライナをもう一度反ロシアの共闘班にするのではないかという、ロシアのレトリックとバッティングする。そこに第三国、特にロシアと関係の深い中国が平和維持軍に入るという形になると、ロシアも受け入れ可能な平和維持軍になるかもしれない」等と解説。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月12日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース(ニュース)
アメリカとウクライナの高官協議はトランプ大統領とゼレンスキー大統領の口論を受けて両国の関係悪化が鮮明になった後に行われたものだけに、注目されるものとなった。協議の成果を抑えた上で今後のリスクとしてロシアの対応、さらなる圧力という3つのポイントで見ていく。協議の成果としてはウクライナとしてはウクライナが和平に後ろ向きだという批判をかわし、誤解をとくことがある。[…続きを読む]

2025年3月12日放送 8:00 - 9:50 フジテレビ
めざまし8(ニュース)
日本時間のけさ4時ごろ、ウクライナ・ゼレンスキー大統領が自身のSNSで述べたのは“アメリカ・トランプ大統領への感謝の言葉”。トランプ大統領はゼレンスキー大統領をホワイトハウスに再び招待する考えを示した。この2人は先月末、世界が注目する中行われた米ウ首脳会談で激しい口論の末会談が決裂していた。首脳会談の決裂後初となるアメリカとウクライナの高官協議で事態は大きく[…続きを読む]

2025年3月9日放送 22:00 - 23:15 フジテレビ
Mr.サンデー(討論:世界を翻弄 トランプ氏の“頭の中”)
トランプ大統領の“頭の中”について、スタジオで討論。東京大学公共政策大学院教授・鈴木一人、東京外国語大学大学院教授・篠田英朗(リモート)も参加。ウクライナの停戦交渉の行方。明後日11日にウクライナとアメリカの高官がサウジアラビアで会談。鈴木は「(ロシア・ウクライナの)両方に圧力をかけて、とにかく停戦合意を進めようという意図だと思う」、篠田は「双方に対して飴と[…続きを読む]

2025年3月9日放送 9:54 - 11:30 TBS
サンデー・ジャポン(ニュース)
米・トランプ大統領は「日本はアメリカを守る義務はない」などと日米安全保障条約に不満を示した。また「日本が円安誘導をしている」などとして追加関税を課す可能性を示唆した。関税をかけることで外国産の製品の値段を上げて国産品の市場を守る狙いがあるが、専門家は「関税を課すと言うことで相手国から自分たちに有利な条件を引き出させようとしている。ディールのカードの1つ」など[…続きを読む]

2025年3月9日放送 8:00 - 9:54 TBS
サンデーモーニング(一週間のニュース)
3月5日(水)、マクロン大統領はフランスが持つ核兵器について、「核兵器の抑止力をヨーロッパの同盟国にも広げる議論を行う」と述べた。EUで唯一の核保有国・フランスが“核の傘”を拡大するような動きだが、背景にはロシア寄りの姿勢を見せるトランプ政権への懸念があるとみられている。同じ頃、ニューヨークでは核兵器禁止条約の締約国会議が行われ、ノーベル平和賞を受賞した日本[…続きを読む]

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