ノーベル化学賞を受賞した北川進さんが開発したのが多孔性金属錯体と呼ばれる化合物。ナノサイズの非常に小さく規則的な穴を持つ素材で、環境、エネルギー分野でさまざまな貢献が考えられる。例えば、CO2を吸着除去する装置に使うことで発電所や工場などから出る二酸化炭素を効率よく回収できるようになり温暖化対策につながるという。さらに、さまざまな気体を保存する技術に応用すると未来の家や車などに使うクリーンな燃料を安全に効率よく運べるようになり今注目の水素エネルギーの活用などを促すという。空気中の水蒸気をごく小さな穴に吸着させることで例えば砂漠などの乾燥地帯で空気から水を作る技術に役立つなど、いろいろな応用が期待できる。
