高知県を拠点に活動するシンガーソングライターの森岡千晴さんは、北方領土問題啓発ソング「KAKEHASHI」を発表した。森岡さんは、地元の青年団の視察で3年前に北海道・根室市を訪れ、北方領土の貝殻島灯台が岬から3.7キロの場所にあるのを見て衝撃を受けたことをきっかけに、何度も根室を訪れるなどし、領土問題を身近に感じるようになったという。青年団や音楽活動の仲間と話し合い、この問題を知ってもらうために歌をつくることにした森岡さん。歌詞にこだわり、「NO MORE」というフレーズやロシアの人たちにも聴いてもらえるようロシア語の歌詞も盛り込んだ。今月2日に開かれた北方領土返還を求める高知県民集会で、この歌を披露した。