ロシアのラブロフ外相は16日、モスクワで、北朝鮮の崔善姫外相と会談し、実務的な分野でのさらなる協力拡大について協議すると述べ、北朝鮮との関係強化に意欲を示した。ウクライナ侵攻を支持する北朝鮮を高く評価すると述べ、朝鮮半島情勢については、アメリカや同盟国が北朝鮮の安全保障を脅かし、緊張激化をもたらしていると批判した。アメリカなどへの対抗で、連携していく姿勢を強調した。崔善姫外相は、プーチン大統領とも会談した。ロシア大統領府によると、外相会談での合意内容について、プーチン大統領に伝えられたという。一連の会談では、プーチン大統領の訪朝に向けた調整も行われたものとみられる。