今年7月にカムチャツカ半島付近で発生した巨大地震の津波に関する調査の内容がきのう明らかになった。政府のアンケート調査は北海道や神奈川県・宮城県など4道県の住民を対象に実施し、津波警報で避難指示が出た地域で避難民したという人は23.5%、うち55.3%は自動車で避難したと回答。自動車で避難した人の36.1%が渋滞が発生したいたと回答。防災基本計画では津波からの避難は徒歩が原則としている。車で避難せざるを得ない場合は、自治体が自動車で安全かつ確実に避難できる方策をあらかじめ検討するとしていて、政府は改めて車での避難について事前のルール作りを促す方針。
