鹿児島県トカラ列島では今朝、震度5弱を観測するなど地震活動が活発になっている。おとといも震度5弱の揺れを十島村の悪石島で観測し、災害警戒本部が設置された。十島村・久保源一郎村長は「被害が出た場合はどうするのか。応援態勢も考えないといけない」と話した。気象庁によると、先月21日からきのう午後10時までに震度1以上の地震は801回起きている。トカラ列島では近年、ほぼ毎年のように短期間に地震活動が集中して起きている。専門家によると、今回の活動はいつもより長く、当面は続く可能性があると指摘している。武田は「トカラ列島で地震が起きると他の地域で大きな地震が起きる法則があるとネットで言われているが、科学的な根拠はない。南海トラフの地震を誘発することも考えられないという」とコメントした。