ソニーグループは25年3月期通期の純利益の見通しを従来の9800億円から1兆800億円に上方修正した。2020年に発売を開始したプレイステーション5や関連ソフトの売り上げが引き続き好調。ゲーム事業の通期の営業利益の見通しも3800億円に上方修正した。映画や音楽事業も堅調に推移していてエンタメ事業は、今やソニーを支える柱に。事業別の売上高見通しを見てもゲームや音楽、映画といったエンタメ事業が全体を支える構図は鮮明。4月からは現在CMOを務めている吉田会長に代わり、十時社長がCEOとなり会社を率いていくことになる。ソニーグループ・十時裕樹社長は「グローバルに通用するものにしなくてはいけない」とコメント。