東京での出産費用は62.5万円。しらさぎふれあい助産院の院長のもとには、出産を控えた女性や産後ケアに1日8人ほどが訪れる。半年前に出産した女性は、出産費用に総額100万円ほどかかったという。厚生労働省の検討会は、少子化対策の一貫として出産費用の自己負担を無償化する方針とりまとめ。具体的方法として、保険適用とし自己負担をなくす方法や、出産育児一時金を50万円増額する方法を検討する。来年度にも無償化実現目指す。半年前に出産した女性は、出産後の支援についても求めていた。しかし出産費用が保険適用となった場合、施設の経営が苦しくなるのではとしらさぎふれあい助産院の院長は話していた。街では無償化に肯定的な意見や、「育てていけるのかという不安が解消されれば少子化は回復につながるのでは」という意見が。