名古屋市の千種警察署では空き巣などの被害から地域を守るために管内の住宅を警察官が見回り防犯対策などを確認する活動を行っている。帰省や旅行などで家を空けることが多くなる年末年始を前に、住宅を訪問して家の周囲などを確認。防犯上注意すべき点としては窓ガラスが割れにくい防犯用の材質になっているか、侵入しようとした際に踏み台として使えるようなものが窓の近くに置かれていないかなどが挙げられる。警察によるとことしに入って関東で強盗が住宅に押し入る事件が相次いでいることを受けて愛知県内でも不安の声が広がっていて、きょうの活動の中でも防犯対策として窓の開閉に反応して音が出るマグネット式のセンサーやスマートフォンのアプリと連動してリアルタイムの映像を確認できる防犯カメラなどを設置することが有効だと説明。千種警察署生活安全課課長代理・渡邉心は「自宅で防犯対策が不安なところがあればささいなことでも通報や相談をしてほしい」と話した。