アメリカのマイクロソフトが生成AIへの需要拡大に向けて日本へ2年で29億ドルを投資すると発表した。東京や大阪にあるデータセンターへの設備増強や東京都内に研究拠点を作ること、AIの開発者に研修プログラムを実施して3年で300万人を支援するとしている。マイクロソフトのブラッド・スミス社長がインタビューに応じ「日本は巨大な技術基盤を持っているが高齢化が進み人口が減少している。日本にとってAIのちからを活用することが不可欠」などと述べている。支援の狙いについては「日本ではAIについてのスキル格差が非常に大きい。経済にyろい広く必要なスキルを提供できれば日本にとって大きなチャンスとなる」などとした。また、安全保障の観点からも日本にデータセンターを置くことの意義を強調した。アメリカのawsは2027年までの5年間で日本事業に2兆2000億円あまりを投資する計画を進めている。グーグルはすでに千葉県にデータセンターを開設している。これら3社は生成AIに必要不可欠なクラウドサービスの”ビッグ3”とも呼ばれ、渡部氏は「日本市場の獲得競争が激しくなりそうだ」と締めくくった。