民間の調査会社・不動産経済研究所によると今年1月から6月に東京23区で販売された新築マンションの平均価格は1億855万円となった。過去最高となった去年の上半期よりおよそ2000万円下落したが、2年連続の1億円超え。円安による資材価格の高騰や人手不足による人件費の上昇が平均価格の高止まりにつながった。一方神奈川、千葉、埼玉の3県では、去年の上半期より価格が上昇した。千葉は去年より2割ほど値上がりの5831万円となり、過去最高を更新した。調査会社は今後も首都圏の価格は高止まりが続く可能性があるとしている。