千葉銀行と千葉興業銀行は、共同の持株会社を設立し傘下にそれぞれの銀行を置く形の統合に向け協議することで基本合意した。両銀行の頭取は会見で、あらゆる部門で強みを生かしてサービスを高度化していけば、両行の間では非常に密に連携をしてきたと語った。統合により顧客基盤を相互に活用しながら営業力を強化するとともに、多様な人材を獲得して企業の事業継承支援など地域経済を支える体制を強化するねらいがある。今年3月時点の連結総資産は両行合計24兆円超で、統合が実現すれば国内2位の地銀グループが誕生する。来年12月に臨時株主総会を開き再来年4月の統合を目指すとしている。