サッカー女子は、パリ五輪後初の日本代表の強化試合が行われる。今回新たに代表に選出された遠藤優。三菱重工浦和レッズ・遠藤優はディフェンダーで去年リーグ連覇に貢献しベストイレブンに輝いた。遠藤が参考にしたのは男子日本代表・長友佑都。遠藤は「長友の上下動の運動量やアグレッシブな攻撃参加、パワフルな守備をすごく参考にしている」と話す。転機となったのは4年前に三菱重工浦和レッズ・楠瀬直木監督が遠藤を中盤からサイドバックにコンバートしたこと。遠藤は「ボールが出てこないけれど無駄走りするのが得意。そういうところも監督が見ていてくれた。“チームのために走る”のは自分の武器」と話す。日本代表・佐々木則夫監督代行は「遠藤がそこのポジションをやることでなでしこにプラスアルファの兆しができるのではないか。失敗を恐れずゴリゴリチャレンジしてほしい」と話す。