鹿児島県のトカラ列島では先月21日から今夜の10時までに最大震度5弱など、震度1以上を観測する地震が801回起きている。きょう政府では「南海トラフ地震」の中央防災会議を開催し、小栗泉が解説していった。「防災対策推進地域」に新たに16市町村が追加され、全国で723市町村に拡大した。被害規模は最悪の場合、死者が約29.8万人で災害関連死は約2.6万~5.2万人で全壊・焼失する建物は約235万棟になるという。防災対策の方針となる「基本計画」が11年ぶりに見直され、死者数を約8割減目標と全壊・焼失する建物を約5割減目標としている。どうやって減らすのかというと、直接死を防ぐ「命を守る」や災害関連死を防ぐ「命をつなぐ」という対策を目指すとのこと。