奈良局から「はさみをよみがえらせる研ぎ師親子」について伝える。奈良市南田原町のはさみの研ぎ師、二代目・根矢二郎さん、三代目・根矢知和さんを紹介。年間およそ2000丁を研ぐ。はさみを研ぐ技をみせてもらう。切れる条件には、かみ合わせが命だという。作業は歯をアーチ状にすると説明をした。さらに独自の工夫をしていると、歯にひねりをくわえていることを伝える。究極の研ぎ方を見出したのは初代だ。研究し理論化していたなどと二代目は話す。親子の技ではさみがしあがる。技術は口コミで広がり依頼を受けてきた。力を入れずに切れるようになると理容師は話す。ハサミに新たな生命を吹き込む。