岐阜県に本社がある繊維会社の工場(福島・双葉町)は3年前に事業進出した。工場見学ツアーは多い時で月に1000人以上。吸水性、速乾性に優れた糸を生産。その技術で特許をとっている。時には浅野雅己社長自らマイクを握ることも。かつて水害にあった会社が苦難をどう乗り越えたかを伝えている。事業進出のきっかけは7年前、県外進出を考えていた時に国から誘いを受けて福島県を視察することにした。視察した市町村で最も条件が悪いのが双葉町だったが、町長の思いに胸を打たれたという。現在、双葉町の工場で働くのは22人、うち15人が地元福島の採用。入社2年目・佐藤愛海さんは南相馬市で震災を経験したことをツアーで伝えることも大事な役割。
