山形・南陽市にある古民家で暮らす川地さん一家の食卓を彩る金属のカトラリーは鍛金で作られている。川地さんは鍛金作家。東京藝術大学で鍛金を学び、以来17年間カトラリーを作り続けている。材料は1枚の洋白の板だ。川地さんは「1枚の板が伸びたり、金属の原子が移動しているわけですよ、その伸びやかさは鍛金の技法ならでは」と話した。
大角幸枝さんは卓越した技術と独自の作風が評価され2015年、鍛金の人間国宝に選ばれた。大角さんのライフワークは自然の景色を形にすること。「苦労して手で作る、そういう仕事が人生そのものの人達がいる」と大角さんは話した。
大角幸枝さんは卓越した技術と独自の作風が評価され2015年、鍛金の人間国宝に選ばれた。大角さんのライフワークは自然の景色を形にすること。「苦労して手で作る、そういう仕事が人生そのものの人達がいる」と大角さんは話した。