東京の卵の卸売価格は、5月に入るまでは餌が高騰している理由で上がっていたが、去年の秋以降に鳥インフルエンザが猛威を振るったため、殺処分なども行われたことで、なかなか供給が追いつかず不安定だったことも相まって値段が上がったものが、落ち着いたようにみえたが、4か月ぶりに上昇となった。これは暑さの影響が色濃いという。連日の暑さでニワトリは普段より水を多く飲むため、満腹でエサを食べない。すると産む量自体が減少したり、黄身が小さくなり、なかなか売り物として成立しないという。またお盆になると帰省前に卵を使い切る人が多いが、お盆明けにストックが無いために需要が高まるという可能性があり、しばらくは高価格水準が続く恐れがある。そのため暑さとお盆明けのダブルパンチに今はなっているそうだ。そこで1つの卵で2つの目玉焼きを作る裏技がある。ラップに包んで保存袋に入れて冷凍しておく。使う時は水にさらして殻を剥き、半分に切って弱火で焼くと、1つで2つの目玉焼きを作ることができる。ちなみに冷凍卵で卵かけごはんをするとすごいむっちりした卵黄になる。