社員の体のケアに力を入れ病気の予防に取り組むのは、神奈川県にある従業員数約80人の企業。商業施設のキッズスペースなど子どものための空間を中心に設計を行う会社。朝8時、就業時間より早めに出社してくる社員たち。向かったのは社内のレストランスペース。この会社では朝から社員食堂を解放し、社員に無料で朝ごはんを提供している。専門の調理師が栄養バランスを考えた日替わりメニューを提供しており、社長は「朝食を出すから夜早く帰るように」という意図で行っていると話し、実際に残業時間が減ったという。特に一人暮らしの人は食生活が改善され、病気で休む人も減ったという。さらに、精神的なケアの取り組みも行っており、子育ての不安を抱える社員のために資格を持った保育士が常駐する保育園を社内に作った。
