今日紹介する記事は『生活排水を再利用』。今年8月から愛媛県西予市にある山間の住宅でトイレ・風呂の水再利用実験が行われている。小規模分散型環境システムを使って住宅ごとに水の処理が行われている。水はノベルレベルまで浄化されている。水質のデータをとっている。住民は山の湧水を生活用水として使っているが、水を安定して確保出来ない事が問題だった。水道が整備されている地域でも水道インフラを巡る課題を解決したい思惑もある。水道インフラは今、危機的な状況を迎えている。水道事業の収入は減少傾向にある。今回取材した装置は既存の水道インフラを必要としないので、コストを抑えられると期待されている。しかし、住民の理解を得られるか等の課題もあるのが現状だ。