労働団体の連合が、フリーランスで働く人が業務でけがをした時の補償を支援する団体を作ることになった。企業で働く労働者の待遇改善に取り組む連合が400万人以上に上るフリーランスの支援に本格的に乗り出すことになる。厚生労働省によると、フリーランスで働く人は国内で462万人いるとされているが、原則、業務でけがや病気になった時に労災保険による補償を受けられない。このため国は、みずから保険料を支払えば補償が受けられる労災保険の特別加入制度に業務委託を受けているすべてのフリーランスの加入を認める予定。この計画は、きょうの連合の中央執行委員会で正式に認められる見通し