1錠で約2万円の抗がん剤の薬を服用している女性。1カ月分処方された薬が104万円、高額療養費制度を利用し、負担額は4万4400円に抑えられている。年間の治療費は60万円ほど、今回の引き上げ案では最終的に月に3万円ほど負担額が増えることになる。女性が加入している子供を持つがん患者の会でとったアンケートでは5割が治療中断。きのうがん患者の団体では、厚労大臣に会うことができた。厚労省は具体的な回答はしなかったが制度見直し内容の修正を検討していると伝えた。あきらめなくて済むようなおくすりが出てきている中、あきらめさせちゃいけないと水戸部さんはいう。こんな非道なことは許されてはいけないとのこと。