関根麻里は介護者の話を聞いて、作業からケアになった瞬間、ケアと言う言葉の凄み、思いを感じたと語る。宇治原は、介護職ってカッコいいなにならないといけない、そこに行くのが一番いいと語った。解説委員の池田誠一は、介護職員の給与問題は10年20年指摘され続けた問題、今になって始まったことじゃないと指摘。介護職員の給与は介護事業者が払うが、もととなるのが国が決めている介護報酬で、介護報酬が増えないと介護職員の給与は増えないという仕組みになっている。宇治原はマッチングアプリを使って隙間で働く人を介護現場でもいかせないかと提言。大和田獏は、母は99手前まで生きたが90歳くらいまで一人暮らしだったといい、何でも1人でやれて大丈夫だったが、90を超えた時にあまり動くことができなくなって施設に入ったら元気になったという。岸正浩は、経済産業省によると介護離職などによる経済的な損失が2030年には約9兆円になる見通しだといい、みんなでどうやって支えるかを話し合うことが大事だとした。
一方で、介護を必要とするお年寄りの多くは、何らかの病気や疾患がある。高齢者の医療について、吉川美恵子が説明。高齢者は病気の数が多いといい、例えば95歳以上の高齢者は平均で8個以上の病気を持っている、また慢性病が多い。その結果一人あたりの年間の医療費が高くなって75歳以上が約100万円。現状で注目されているのが在宅医療。在宅医療を受けている後期高齢者の数は1日当たり20万2500人。
一方で、介護を必要とするお年寄りの多くは、何らかの病気や疾患がある。高齢者の医療について、吉川美恵子が説明。高齢者は病気の数が多いといい、例えば95歳以上の高齢者は平均で8個以上の病気を持っている、また慢性病が多い。その結果一人あたりの年間の医療費が高くなって75歳以上が約100万円。現状で注目されているのが在宅医療。在宅医療を受けている後期高齢者の数は1日当たり20万2500人。