厚生労働省によると今年上半期の出生数は前年同時期を比べて3.3%少ない31万9079人となった。10年前は100万人を超えていたが、このままいくと2年連続で出生数が60万人台になると予測される。歯止めの効かない出生数の減少。街の人からは出産・子育てのイメージについて「漠然とした不安ではあるが子ども育てたらお金がかかる」「自分の時間のリズムを崩したくない」などの声が聞かれた。今から2年前政府は「異次元の少子化対策」として「こども未来戦略」を策定。児童手当を高校生まで拡充したり、大学の授業料等を無償化にするなどの政策を実行してきた。
