観光立国を目指す日本は去年の外国人旅行者数は過去最多となった。外国人旅行者が増える中、病気やけがで医療機関を受診する外国人も増えている。ただ、受け入れる現場は苦労も多い。沖縄県立南部医療センターに台湾から来た女の子が「海水浴のあと、耳が痛くなった」と駆け込んできた。中国語が話せるスタッフが支払いに付き添ったり、薬の受け取りまで案内していた。訪日外国人の医療費は自由診療のため、保険会社の事務手続きなどにも多くの時間がかかるという。
鹿児島市の病院では、ほかの業種との連携を進めている。協力しているのが、船舶代理店業の会社。外国のクルーズ船の寄港が増えている鹿児島市では体調を崩した外国人が医療機関を受診することが多くなっている。その場合、まずは船舶代理店業の会社が症状の聞き取りなどを行い、その情報を医療機関に共有するほか、救急車を呼んだり、タクシーを手配したりする。病院側も専門の部署を設けて、こうした連携の手順を詳しいマニュアルにまとめている。国もマニュアルの整備を推奨しているが、厚生労働省の調査では、病院の8割以上がまだ整備していないという。厚労省は受け入れ体制の整備に向けた支援を行っていきたいとしている。国は外国人旅行者の数を6000万人まで増やす計画を進めていて、インバウンド需要への期待が高まる一方で、負担や課題が出ているのも事実で、今後どう受け入れていくか、検討を急ぐ必要がありそうだ。
鹿児島市の病院では、ほかの業種との連携を進めている。協力しているのが、船舶代理店業の会社。外国のクルーズ船の寄港が増えている鹿児島市では体調を崩した外国人が医療機関を受診することが多くなっている。その場合、まずは船舶代理店業の会社が症状の聞き取りなどを行い、その情報を医療機関に共有するほか、救急車を呼んだり、タクシーを手配したりする。病院側も専門の部署を設けて、こうした連携の手順を詳しいマニュアルにまとめている。国もマニュアルの整備を推奨しているが、厚生労働省の調査では、病院の8割以上がまだ整備していないという。厚労省は受け入れ体制の整備に向けた支援を行っていきたいとしている。国は外国人旅行者の数を6000万人まで増やす計画を進めていて、インバウンド需要への期待が高まる一方で、負担や課題が出ているのも事実で、今後どう受け入れていくか、検討を急ぐ必要がありそうだ。
