長期的な年金財政の点検を行う財政検証では制度改正をした場合に将来の年金給付にどのような影響を与えるかの試算が行われた。今年の試算では国民年金の保険料の納付期間について65歳までの45年間に5年間延長した場合、今の高齢者が受け取る年金額が増える一方で将来世代が受け取る年金額がどう変化するか算出。今年の試算ではパートなどの短時間労働者が厚生年金に加入する要件を緩和した場合の影響なども検証。厚労省は専門部会で試算項目を正式に決定した上で検証結果を公表し、実施するかを決める方針だという。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.