先月、広島市にサッカー元日本代表の中田英寿さん、元ブラジル代表のロナウジーニョさんら各国のレジェンドが終結した。この試合を企画したのはサッカー元日本代表監督のジーコさん。この試合は被爆から80年をむかえる広島で開かれたサッカーの国際チャリティーマッチ。平和の大切さを訴えた。ジーコさんは平和記念公園を訪れ、原爆死没者慰霊碑に献花を行った。きょう8月15日で終戦から80年となる。80年前の7月4日、高知市を襲った125機ものアメリカの爆撃機。北村総一朗さんが9歳のときの戦争の記憶を語る。花火のようにみえたという空襲の光景を伝えていく責務があると話す。今年、戦時中の長崎をテーマにした舞台の演出を手掛けた北村さん、舞台前に長崎を訪れ衝撃を受けたという。自分の中で戦争が風化しつつあると思ったという。神奈川・相模原市で開かれている写真展には戦争の傷跡や被爆者たちの写真50点が展示されている。撮影したのはフォトジャーナリストの江成常夫さん。約半世紀にわたり戦争の負の遺産を撮り続けてきた。ガマの中で見つかったのは食器などの日常品。江成さんが忘れられない写真は16歳のときに被爆した谷口稜曄さんの写真。谷口さんは体中がケロイドで覆われている。