アメリカの関税措置を巡り、赤澤経済再生相はトランプ大統領との会談やベッセント財務長官との初の閣僚交渉を行い、早期の合意を目指すことで一致。これについて参院本会議で石破総理大臣は推移を見ながら最も適切な時期に訪米し、トランプ大統領と直接会談も当然考えていると述べた。武藤経済産業大臣は会見でアメリカ製の自動車、日本にほとんど輸入されていない状況、トランプ大統領が問題視していることについて、今後なんらかの対応を検討することがある認識を示した。中谷防衛相は在日米軍の駐留経費について日米両政府の合意に基づいて適切に分担されており、変更する理由もないし、精一杯日本もやっている、関税の問題とは別の問題だとした。トランプ政権による関税措置を巡ってはベッセント財務長官が交渉の1つとして為替分野の協議を求める考えを示している。来週アメリカと訪米し、ベッセント財務長官と会談を行う見通しの加藤財務相、日米間の為替の課題はベッセント財務長官との間で緊密に協議していくことを確認しているとした。一方、立憲民主党の野田代表は早く決着できればいいが、無理な条件を無理してのむことは避けなければいけないなどと述べた。