加藤財務大臣がスタジオ出演。最初のテーマは「トランプ政権との関税交渉」。ベッセント財務長官と実際会った感想として「大変日本のことをよくご存知だなと感じました。」「実際協議をして、非常に落ち着いた感じで、非常に建設的な意見を構築できたなと思っております。信頼しうる交渉相手。」などと話した。実際の会談は50分(当初30分の予定)ほどあったという。また、為替以外では日本の物価動向や賃金動向の話をしたとのこと。ベッセント財務長官は29日の会見で「日本とは実りある協議」「日本は参院選前の合意を望んでいる」と話していると伝えられた。日米財務相会談後の発表は、日本は為替の水準の目標や管理する枠組みの話はない。アメリカは為替レートに関する問題について協議を継続としている。番組では40人以上のマーケットの専門家に今の経済状況や政策への評価をきくモーサテサーベイを実施した。まずは、日本経済の持続的な成長に適した為替水準についてたずねた。結果は120円~130円台と答える人が多かった。壁谷さんから「ベッセント財務長官との会談のなかで、米国債をめぐるやりとりはなにかあったのか?」と質問。加藤財務大臣は「マーケットの方から、90日間に延期した背景にはトリプル安があったのではないか」という回答をした。