台北にオープンした店内には約80種類の日本酒が並んでいた。コロナで日本に行けない時期が続いたことで現地で飲める日本酒の需要が高まったという。宜蘭県は米作りをはじめ農業が盛んな地域で20年前から清酒づくりに取り組んできた酒蔵がある。鍾雨恩さんは吟醸酒の製造を依頼している。鍾雨恩さんは新潟などを何度も訪問し地酒文化に魅了され日本酒のとりこになった。あの味を再現したいと酒蔵と相談を重ねている。この酒蔵では清酒づくりの依頼が相次いでいる。湯沢市の酒蔵で販売を担当している渋谷さんは去年国際的な酒の展示会に初出品した。秋田の米でつくった味の違いをアピールした。渋谷さんは「アピールして売り込みたい」などと話した。