今月の全人代では中国の今年の国防費が日本円で43兆円余と10年前の2倍。台湾では公開情報を扱うOSINTと呼ばれる分析手法を使い備えを強化する取り組みが進んでいる。台北の大学院に通う温約瑟さんは中国国営テレビが発信する映像を毎日チェックし中国軍の動向を追い続けている。着目するのは背景に映り込む建物などの特徴で衛星画像と照合し場所を特定。この5年間で特定した軍関係の施設などは約7000か所に上りネット上で公開。さらに多くの若者と連携しようと台湾の安全保障を研究するグループも設立。温さんは台湾の人たちが正しい情報を知り、中国に冷静に向き合っていく必要があると考えている。台湾安保協会・何澄輝福秘書長は「平時からいかに備えを進めておくべきか市民に知らせる必要がある」などと述べた。
