御用聞きの依頼者は約7割が高齢者だが、今回の依頼は去年ベトナムから来日した家族の小学6年生になる娘のハンさんが新しい友達を作るためにも日本語を話す機会を作ってほしいというものだ。まずは好きなキャラクターの話で盛り上げようとするが、ハンさんは口を閉じたままで苦戦していた。風間さんはとにかく子どもたちよりはしゃいで走り回る作戦に出ると、心の距離が近づき話しかけていった。その中でハンさんがドッジボールをやっていたことを聞き出し、会話に成功した。費用は1時間で1000円だった。ハンさんの目標は日本語で自分の気持ちを友達に伝えることで、今後も週1回遊び相手の依頼をするという。