今回の台風7号、風と雨の両方に注意が必要。最大瞬間風速は関東で60メートルに達すると予想されている。屋根瓦が飛んだり電柱や街灯、木などが折れたりするおそれがある。さらに強まれば一部の住宅では倒壊するおそれもある。予定がある方は変更して外出を控えてほしい。さらに物干しや植木鉢などは飛ばされないように固定したり家の中にしまったり、窓ガラスも対策が必要。雨戸やシャッターがある場合は閉めてほしい。ない場合でも破片が飛び散らないように粘着テープや段ボールを貼ったり、あるいはカーテンやブラインドを閉めたりすることも効果的だ。一方雨はあす夕方からの24時間の雨量は関東甲信で300ミリと予想されている。これは平年の8月1か月分の2倍から3倍近い記録的な雨量。また、川の増水や氾濫、土砂災害の危険がある。まずはハザードマップで自宅に浸水などのリスクがないかを確認して避難ルートも同時に確認しておくように。そして停電への備えも大切。食料や水などの備蓄、それに簡易トイレラジオ、防災グッズの点検、いま一度、お願いしたい。そしてこの時期、エアコンが使えないと熱中症対策も非常に大事。冷感シートや冷感タオル、ハンディーファンなどを用意しておく必要がある。充電なども確認しておくことが大事だ。今すぐにできることもあるのでぜひ皆さん早めの対策をお願いしたい。