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「合志(熊本)」 のテレビ露出情報

「虹波」と呼ばれる旧陸軍が開発していた薬剤。戦時中この薬剤の臨床試験の対象となっていたのが、当時社会から差別を受けていたハンセン病の患者である。熊本の菊池恵楓園歴史資料館で一般公開されている虹波に関する企画展。学芸員たちが注目した資料が、患者の様子が記録されたフィルム。映像では投与して3ヶ月位内に回復したとしているが、医師など複数の専門家からは「鵜呑みにできない」との指摘が出ている。残された資料によると、薬は医学的リスクの高い方法で投与され、臨床試験のカルテ307例を調べていくと、副作用とみられる例は37あり、投与後に17人が死亡していた。菊池恵楓園の境園長によると、患者の人権がどう考えられていたか、実態を調査する必要があるという。
臨床試験が行われてからおよそ80年。松本常二さんは香川の療養所で虹波を投与された。虹波の投与後に高熱で意識不明になることもあったが、副作用を訴えても、聞き入れてもらえなかったという。臨床試験を主導していた陸軍が上層部にあてた報告書には、人体の増強が目的だと明示。ハンセン病の治療については言及がなかった。臨床試験の期間中、熊本の療養所に入所していたのは約1900人。療養所では全容を明らかにしたいと考えている。厚生労働省は「資料がみつかった菊池恵楓園と意見交換しながら、調査を迅速に進めるため、必要な予算の確保などを対応していきたい」と話している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月24日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
社民党・福島党首は、防衛予算の増額に強く反対している。解散前、1議席の社民党。特に、重点地域とする九州、沖縄での支持獲得に力を入れている。福島党首は「選挙戦はわりと対話。さざ波をつくり、大きなうねりをつくりたい」と語った。

2024年6月25日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
熊本県合志市にある国立ハンセン病療養所、菊池恵楓園の歴史資料館は、旧陸軍が開発を進め、園の入所者を対象に投与された「虹波(こうは)」と呼ばれる薬剤の臨床試験中に9人が死亡したとする調査結果の中間報告をまとめた。少なくとも入所者472人に虹波が投与され、試験中に9人が死亡し、このうち2人は薬剤投与との因果関係が疑われるとしている。

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