研修旅行で吉備中央町を訪ねている台湾の生徒たちが民宿に泊まって日本の農村生活を体験した。きのうは台湾の台北市にある松山高級工農職業学校の生徒あわせて10人が吉備中央町を訪れ、地元の農家が経営する2軒の民宿に1泊した。およそ140年前に建てられた住宅を改修した小森地区の民宿では宿の夫婦の指導を受けながら巻きずし作りに挑戦。生徒たちは酢飯を作ったあとのりの上に酢飯や具を乗せて巻きすで巻いた。そしてできた巻きずしを包丁で切り分け笑顔で味わっていた。岡山県観光連盟によると県内を訪れる海外の学校の教育旅行の数はコロナ前の水準に戻ってきているという。