今回は北海道池田町。DREAMS COME TRUE・吉田美和さんのふるさとで、北海道きってのワインの産地。いけだワイン城では約80種類のワインを取り扱っており、町民用に価格を抑えた町民用ワインなども。創業75年のお菓子屋では赤ワインを使った「ワインようかん」やブランデーが入った「ワインケーキ」、ロゼを使用したワインゼリーなどを扱っている。池田ブドウ・ブドウ酒研究所職員・鈴木健司さんが、池田町が開発したワイン用ぶどうの品種「清見」の畑を案内。北海道で初めてワイン用として栽培に成功したブドウ。清見の生みの親のひとり・河口将征さんは、大学卒業後に池田町の役場に就職。ぶどうの品種作りに挑戦し、何度も失敗を繰り返して北海道の寒い冬でも耐らえられる品種改良や栽培方法などを確立したという。池田町のワインの原点はワイン城ができる前からある研究施設。階段を降りると地下には1万5000本のワインが保管されている。熟成具合を調べるために創業当時から保管されてきたという。ことしはいけだワイン城ができて50年の節目の年ということで、記念に清見と山幸のワインを50対50でブレンドしたワインがつくられた。地元のブランド牛を育てる時に、ワイン作りで出るブドウの搾り滓を食べさせているという。