東京都と政令指定都市に配置されている特別高度救助隊、通称ハイパーレスキュー隊は、特別な訓練をうけて国内のみならず世界の災害現場で多くの人名を救助している。その中でも水難、地下、高所、交通機関、特殊と5つの災害に特化した方面隊で活動しているのは名古屋市消防局特別消防隊ことハイパーレスキューNAGOYA。そのバックヤードを特別に公開する。ハイパーレスキュー隊になれる方法に名古屋市消防局特別消防隊の藤井さんは、消防隊員として5年のほど勤務をし、知力、体力、人格など様々が優れた者しかなれない精鋭部隊になっていると語る。名古屋市消防局職員の2400人の中でハイパーレスキュー隊は84人ほど。ときには有毒物質や爆発物など特殊な現場でも任務にあたるハイパーレスキュー隊。体育館で起きた大規模火災では、90人の隊員が駆けつけて5時間で一人の負傷者もなく無事に消火した。まずは隊員たちの待機場所へ。多くて一日に6件出動したことがあるというが、その待機所には通路に服や装備が置かれている。撮影中にも出動指令がでたが隊員たちは準備を始め、1秒でもはやく出動するために通路に置かれているという。