東京ではきょう、今年一番の暑さとなり、最高気温28.8度を観測。7月上旬並みの季節外れの暑さとなった。東京・浅草では初夏の風物詩「三社祭」がきのうから開催されている。きょうは絶好の祭り日和となった。子供たちが神輿を担ぐ「子之宮」渡御も行われた。この暑さのため、子供や高齢者など周りの人が気を配るなどの注意が求められている。三社祭はあすまでの3日間で、約200万人の人出を予想。きょうは全国的に夏のような暑さとなり、大分県日田市で32.6度を観測するなど、全国50地点以上で真夏日となったほか、25度を超える夏日となった地点は今シーズン最多となった。福島県郡山市では最高気温27.9度を観測。桜小学校では運動会が行われた。校庭には熱中症指数計が設置されていた。注意すべきはWBGT(暑さ指数)。取材時には23.2度を表示。この数値が28を超えると、熱中症発生率が急増するとされている。学校ではこまめな水分補給を促し、熱中症に注意しながらの運動会となった。屋外でも長時間首元を冷やせる首リングは、暑さ対策グッズの一つ。名古屋でもきょう、今年初めての真夏日となった。西日本、東日本では来週にかけ、梅雨のような天気となる予想。