厚労省によると「名目賃金」は平均27万9,304円で1.2%増えたが、物価変動の影響を差し引いた「実質賃金」は2.4%減った。18か月連続のマイナスで厚労省は「物価の伸びに賃金上昇が追いついていない」としている。一方、総務省が発表した9月の家計調査は2人以上の一世帯あたりの消費支出が28万2,969円となった。物価変動の影響を除く実質で去年9月より2.8%下回り、減少は7か月連続となっている。学生への仕送りを含む「仕送り金」が26.5%のマイナスとなるなど、子どもにかける費用が減っている。
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