「アトツギレストラン」は運営する吉野家ホールディングスにどんなメリットをもたらすのか。牛丼の吉野家だけで全国に1259店舗ある大企業。他にも「はなまるうどん」やラーメンにも手を広げている。拡大路線の中で、外食文化の底上げは企業としての至上命題。そして生まれたこのプロジェクト、スタッフは藤田さんを含め2人。社内ベンチャーとして武重準さんが発案し、手探りで始めたところ。アトツギレストランの鬼門はお試し期間、店側は定休日などを使い跡継ぎ希望者に一定期間営業を任せる。店には家賃が支払われ、吉野家側は20%の仲介料を受け取る。お試し期間を終え両者が合意すれば、営業権が売却されるという仕組み。吉野家側の狙いの1つは「メニュー開発」、コラボメニューなども視野に入れている。
新たな挑戦に産みの苦しみはつきもの。跡継ぎが正式に決まった店はまだない。この日は、老舗飲食店がひしめく東京・神田へ。まだ登録は10店舗ほど、足で稼いで増やすしかないため飛び込みで直接話しを聞く。歴史も絶品メニューもあるのに、跡継ぎがいない店を探し歩く。そんな中で朗報が、アトツギレストランのサイトに新たな店の登録があった。新宿の「呑みや ふるさと」創業から26年、こだわりは全国の酒蔵から取り寄せた選りすぐりの日本酒と、素朴ながら丁寧な仕事が光る一品料理。一番人気「大人のポテトサラダ」は創業時からのメニュー。黒胡椒とカラシがたっぷり効いて酒が進む。店の主は、越智亨さん71歳。かつては広告会社を経営していたが、8年前当時のオーナーから誘いを受け「ふるさと」の3代目になった。コロナ・物価高・人手不足と厳しい環境を切り抜けてきたが、自身の年齢もあり店を手放そうかと考えている。
新たな挑戦に産みの苦しみはつきもの。跡継ぎが正式に決まった店はまだない。この日は、老舗飲食店がひしめく東京・神田へ。まだ登録は10店舗ほど、足で稼いで増やすしかないため飛び込みで直接話しを聞く。歴史も絶品メニューもあるのに、跡継ぎがいない店を探し歩く。そんな中で朗報が、アトツギレストランのサイトに新たな店の登録があった。新宿の「呑みや ふるさと」創業から26年、こだわりは全国の酒蔵から取り寄せた選りすぐりの日本酒と、素朴ながら丁寧な仕事が光る一品料理。一番人気「大人のポテトサラダ」は創業時からのメニュー。黒胡椒とカラシがたっぷり効いて酒が進む。店の主は、越智亨さん71歳。かつては広告会社を経営していたが、8年前当時のオーナーから誘いを受け「ふるさと」の3代目になった。コロナ・物価高・人手不足と厳しい環境を切り抜けてきたが、自身の年齢もあり店を手放そうかと考えている。
住所: 東京都新宿区西新宿7-13-5 SAビル1階