香港では、国家安全維持法の施行から5年となる。言論統制が一層強化される中、香港の外では、“静かなる抵抗”が行われた。イギリス・ロンドンなど世界17都市で行われたのは、香港政府への皮肉が込められたサイレントパフォーマンス。香港国家安全維持法は、2020年、反政府的な動きを取り締まる目的で施行された。最高で終身刑が科され、逮捕者は5年で332人に上る。香港出身アーティスト・ケイシー・ウォン氏は「香港の惨状を知ってください。私たちは抵抗するのが遅すぎました」と述べた。パフォーマンスは東京でも行われた。レイディー・リバティー香港代表・アリック・リーさんは「香港のことを世界中に発信する責任があると思う」と述べた。